名づけて、食生活創造業。 食を通じて社会に貢献する会社を目指す
株式会社リ・ライフ / 代表取締役社長 稲見育大 氏
1979年に設立した株式会社リ・ライフは、「
お客様の思い出に残る料理、サービスの提供」をモットーとし、大阪・北摂エリアを中心にイタリア料理店や中国料理店など6軒の飲食店を運営している。通販事業部門も有し、小籠包が1年で200万個の売り上げを記録するなど好調な業績を上げている。そんな順風満帆に見える同社が直面した2度の経営危機とは。またその壁を打ち破るために講じた策とは。箕面市にある本社で二代目代表取締役の稲見育大氏にお話を伺いました。
お客様の記憶に残る
“ハレの日”を応援するレストラン
イタリア料理「ワイン&ダイニング ソッシュ」・カフェバー「リビングバー ソッシュ」・アジア料理「リー・ツァン・ティン 箕面本店」・中国料理「ローマンルゥ」・同じく中国料理の「ローマンルゥ キッチン ららぽーとEXPOCITY店」、海鮮中華とクラフトビール「海キッチンKINOSAKI」。以上6軒が『リ・ライフ』が経営する飲食店だ。
通販事業では、稲見氏が導入した
包餡機のおかげで「リー・ツァン・ティン」名物の
南翔小籠包の大量生産に成功。
1年で200万個以上を売り上げる大ヒット商品となった。
飲食店のコンセプトは、「
“ハレの日”を応援するレストラン」。同社では、例えば家族の記念日だったり、大切な人との会食だったり、3世代が集まる年に数回の食事会だったり。そんな思い出に残る特別な日を“ハレの日”と呼び、料理や接客、空間を通してお客様の「
とっておきの思い出づくり」を応援することを使命に掲げている。
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