海外バックパッカーの聖地・西成区。「ホテル東洋」にある50年の歴史
HOTEL TOYO / 代表取締役 浅田 裕広 氏
動物園駅から徒歩2分。簡易宿泊所が密集していた一角に立地する「ホテル東洋」は大阪万博が開催された1970年代に創業。
祖母の代よりホテルを引継いだHOTEL TOYO 代表取締役 浅田氏に話を伺った。

当時の大阪と言えば、万博開催に伴うインフラ整備やビル建築、住宅地造成など、山ほど仕事があり、各地から労働者が溢れていた。しかし1973年のオイルショックからの景気後退や大手ディベロッパーの台頭で宅地開発で潤っていたかつての「レジェンド労働者」は居場所を失いつつあった。
この地でホテル経営
家族から運営を受け継いだ2003年頃には既に
労働者ための宿泊施設としての稼働率は下がりはじめ...
この界隈は「労働者のための街」ではなく「生活を求める街」に変化していた。
新しい形態の宿泊施設を構想していた簡易宿所組合でも、この地域社会の変化に対応すべく、
「簡易宿所のまま、その集客機能を高める」ことに注力し、
「インバウンド需要」に目を向け、チャレンジしていこうと。

ゲストジャーニー
当時の大阪にはバックパッカー向けの安い宿はほとんど無い。
ゲストハウスの存在すら浸透していなかった時代。
「エレベーター無し、全室エアコン完備でも無い施設」をどう売り込むか?
大手予約サイトのアンケートによると、日本人の7割は旅行中のホテル予約の際に「大手チェーンホテル」を優先的に選択する傾向にあり、国民性からも「安定志向」の高い日本人は目新しさがなくても一定基準の設備が担保されているホテルを好む。
━━ それなら思い切って日本人観光客はターゲットから外そう
宿泊客のターゲットは
━━ 海外の「バックパッカー」
和式トイレを洋式へ
かつての労働者向けの大浴場は、個室シャワールームへ
海外の宿泊情報サイトへも掲出。

エレベーターが無くても、そこにはアートがある

多様なツーリズム
京都、奈良、難波、高野山と近畿圏の観光スポットを周遊するバックパッカーにとっては滞在先のロケーションも重要な要素である。
昨今の旅行者のニーズは多様化し、1週間以上滞在するロングステイという旅行形態で
━━ 「モノ消費からコト消費」へと変容
費用面での障壁もチェーンホテルに比べれば、圧倒的なメリットがある。
Hey, you're back
日本のインバウンドツーリズムは再び幕を開け、国際的な人的交流も息を吹き返した。
ゲストの膨大なメッセージは上書きされ、新たな道標となる。

━━ 今日も「バックパッカー」がHOTEL TOYOに還ってくる。


※館内のゲストによるアート作品の数々
HOTEL TOYO -ホテル東洋
大阪市西成区太子1-3-5
https://www.hotel-toyo.jp/jp/
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